楽器リレーを拒否される! |
いつも誰も呼ばないのですが、
ブログでチラッと書いたところ、
りりこさんとろこさんからお申し出を頂きましたので、
お二人をご招待いたしました。
そこで、りりこさんが投稿されているように、
弦が切れるというトラブルがありました。
さて、演奏中、弦が切れたらどうするでしょう。
ご存知の方もいると思いますが、
バケツリレーよろしく、楽器リレーをします。

バイオリンなど、弦楽器は、2人ずつ並んでいて、
2人1組で「プルト」と言います。
プルトのうち、客席に近いほうを「表」、奥側を「裏」と言います。
コンサートマスターの列は、全部「表」です。
表の人が切れたら、隣の裏の人と楽器を交換します。
切れた楽器を受け取った裏の人は、後ろの裏の人と楽器を交換します。
裏の一番後ろまで、切れた楽器が到着したら、一番後ろの裏の人は、その楽器を持って、舞台ソデに引っ込みます。
裏の一番後ろの椅子の下に、予備の楽器を置いておくこともあります。
弦が切れるというのは、滅多にあることではありません。
しかし、ライトを浴びているので、舞台上はかなり暑くなるわけで、急に環境が変化することで、弦が切れてしまうことがあるのです。
私はいままで本番中に3回ほど遭遇しています。
オーケストラでバイオリンを弾いている人なら、このリレーは常識です。
しかし、今回このリレーで、てこずってしまいました。
コンサートマスターの弦が切れたのですが、
隣(1プルトの裏)の方は、さっと楽器を交換しました。
私は2プルトの裏にいたので、1プルト裏の人と楽器を交換しました。
その次、2プルトと3プルトの裏同士で、楽器を交換するのですが、
この3プルトの裏にいたおじさん、
私が持っている、弦が切れた楽器を受け取ったまでは良いのですが、
自分の楽器は私に渡してくれないのです。
その間、私は舞台上で手ぶらでしたw
このおじさん、普段から団体行動を乱す言動をするので、
やや敬遠されている方なのですが、
まさか本番中の舞台でそういうことをするとは思いませんでした。
おじさんの隣(3プルト表)のお兄さんが、
思い余って「Yさん、xiaoxiaさんに楽器渡して」と言ってくれたのですが、
「だって...」と渋っています。
私はただでさえキレやすいのに、すっかりムカついてしまい、
「そういうものですから、早く渡して下さい!」と、キツい調子で言ってしまいました。
それでも「いや、そういうものだけどさぁ」と、ゴネています。
一番後ろの裏に、賛助をお願いしているプロの先生が座っていたのですが、
何かモメているなぁとわかったのか、
ササッと前に来て、自分の楽器を渡し、
切れた楽器を持ってソデに下がって下さいました。
先生の機転がなければ、どうなっていたかわかりません。
演奏会が終わって、控え室で着替えながら、
「xiaoxiaさん、大変だったねー」と、みんなから労いのお言葉を頂きました(^^;;
「まさか本番でああいうことをする人だとは思わなかったよね」
「いやでも、普段からそういう人じゃん」
「今度からリハの時は、リレーの練習もしとかなくちゃねw」
(本当は、「常識」なので、練習するようなものではないのです)
みんなハラハラしながら見守っていたようです。
バイオリン以外の人にもバレていたらしく、
「バイオリン、モメてたねー。なんかあったの?」と言われてしまいました。
そりゃぁそうですよね、本番の舞台の上なのですから。
このような突発性のトラブルにもスマートに対応できると
大変カッコイイと思うのですが、
モタモタしてしまい、すごくカッコワルイところをお見せしてしまいました。
そんなわけで、本番中に弦が切れるという、まれな出来事の上に、
楽器リレーを拒否されるという、絶対ありえない出来事が起こりました。
本番とは、つくづく、何が起こるわからないものですね。
肝心の演奏の方は...まぁ、トラブルは付き物ですから(^^;;
でも、練習したことがない速さで弾かせるのは、絶対間違っていると思います(涙
楽器リレーは私達には常識ですが、
ダンナに話をしたら、彼は全く知らなかったらしく、大変驚いていました。
彼の薦めもあり、webページからトリビアに投稿してみました<ヲイ
ペンネームはケロロ軍曹に対抗(?)して「ぶるる二等兵」です。
階級からして、すでに負け気味ですか。
「ぶるる二等兵」さんのトリビアが紹介されましたら、
テレビの前で、「この人、知っとるぅー!」とご家族に自慢して下さい。
でも、最近、投稿が多くて、採用は抽選だそうです。
私は人生全般引きが弱いので、多分ダメだと思います...。

うちの父にはトリビアはマメ知識度が低くいらしく「そんなの常識じゃ」とテレビに向かって叫んでいたりします;。でも検証映像がおもしろいの良いのですが。
一度、見てみたいなぁ。(笑)
myバイオリンでなくても、問題ないのですかな?
調子が変わっちゃわないかなぁ・・?
他の楽器では、どうなんでしょう?
吹く系統の楽器だと、、関節キッス?(笑)
トリビアねぇ。。また義務が増えた。。(爆)
でも、大変でしたね。そういうルールであるというのに
そこでゴネる人の意味がわかりませんね~。
「だってもくそもあるか」という感じでしょうね~。
お疲れ様でした。
そんな仕組みなんだ。
しかも図解付きだからわかりやすい!(≧▽≦)b"
しっかし、そのおっちゃんも困ったもんだ。
違う意味で引きが強い?( ̄m ̄ぷっ
トリビアはたまにしか見ませんが
見かけたら
「おぉ!!!!!すっげぇ~!!!!」
とか叫んでると思います(笑)
ぶるる二等兵!採用される事を願っております!('◇')ゞ
楽器リレー…ブラバンには弦楽器がないので見たことなかったです。オケも、数えるほどしか見たことないので…Jazzバンドなんて1人1楽器だし(笑)。ごねるなんて、全く…ですね。お疲れ様でした。次回は私も見に行きたいです~^^
なのにこのおじさんは一体?
嫌ならコンサートマスターまで這い上がれって言ってやりたい。
あなたの独演ではなく、オーケストラのステージだとも。

今度そのおっさんの弦が切れたら、皆でムシ!しましょう。
しかし、練習より早くなっちゃう・・・辛いです・・・・。
でもまあ、私もそれは経験あります。
指揮者ものっちゃうんでしょうね。
そのやりとりがあった間は、他の人たちは普通に演奏してたんでしょうか?
あと、賛助の先生。素敵ですねぇ。
演奏がうまい上にそんな機転がきく人だなんて。
演奏会、お疲れ様でした。
いつか機会があればxiaoxiaさんの演奏を聴きに伺いたいです。
でもそういうハプニングがあると・・・
緊張しますよねぇ。
「演奏会」というシーンである、というだけでも緊張するのに^^;
私も学生時代は吹奏楽やってました。
またまた親近感を感じてしまいました^^
(吹奏楽には弦楽器ないんですけどね。)
良い年こいて、そんな人もいるのですね。。。かなし〜。
そんなところでごねる人って、相当変な人ですねぇ。
機転を利かせてくれる人がいなかったら、舞台の上で寂しいやら恥ずかしいやら・・・でしたねぇ。
ホントお疲れ様でした。
楽器リレーが、トリビアで紹介されることを楽しみにしてます(^^)
いらっしゃいませ。あんな風にもたついてしまったら、恥ずかしくて、もうフォローするしかないですよー(^^;; 指揮者、喋りすぎではありませんでしたか。あれでも今回は押さえ気味だったのですよw
きちんと習っていらっしゃる方にフォームを誉めて頂けるなんて、すごく嬉しいです!
●norahさま
整然と行われたら、見せ場になるかもしれませんね。お客さんは、おおーっ!って思いますものね。
お父様もnorahさんに負けず劣らず、博識でいらっしゃるのですね。でも、一青ヨウが平井堅になるのは、さすがにご存じなかったでしょう!
●icedayさま
スペアの弦はありますが、張るのに時間がかかりますし、一人ひとり予備の楽器を持っているわけにも行きませんからね。
実は、喉笛演奏は、やる人いますよ。練習中、音が高すぎたり、指がもつれたとか、弾けなくなっちゃった時に、突然鼻歌で旋律を歌いだすのです。気持ちとは裏腹に体が付いていかない時に、歌っちゃうわけですね。本番で、鼻歌で歌う指揮者に出会ったこともあります。みんな楽しそうです。
いえ、自分の楽器が一番ですよ。他人の楽器は弾きにくいです。調子はそんなに変わらないですけれど。
バイオリンやビオラは、楽器に「肩当て」という台を付けて、アゴから肩までの暑さを調節するのですが、人によって、使っている台の形も硬さも高さも、全然違うのです。他に、楽器の個体差もあります。私の楽器は、ネックが細くて全体に華奢な作りなので、ゴッツイ楽器は弾きにくいです。
吹く楽器は、多分リレーしないですよ(笑) リレーするなら、一緒に演奏する相手を選びたいですね。イケメン以外、お断りです。
●jmokiさま
本当に、意味不明なおじさんでした。
本番だというのに、「だって...」って何なんだよ!?でしたよ。
●quilceneさま
おおっ、図がわかりやすくて良かったです(^-^) パワポで一生懸命描いてみました。
私は普段、決められたことに対しては一切文句を言わないので、それで、そのハナツマミおじさんの隣にされてしまったのだと思います。みんなロコツに嫌がるんですもの(^^;;
トリビア、採用されたら良いですよね。金の脳とは言いませんから、せめて採用。
同じ楽器がたくさん入って演奏する形態で、弦楽器が入るのはオーケストラくらいですから、他の形態ではリレーはないですよね(^^;;
ブラバンでも、舞台上でオーボエが割れたりしたらどうするのでしょう。
まさかリレーはしませんよね(苦笑)
次回からも演奏会のお知らせを(こっそり)しますので、ご都合が宜しければ、是非ご招待させて下さいませ。
●skyさま
そうなのですよ、あの人数ですから、ある程度の規律は必要なのです。全く困ったおじさんです。そのことがどのような影響を及ぼすのか、考えられないのですよね。みんなで作り上げるものだと言う自覚が、ちょっと足りない気がします。
●すたさま
わかります!きっとメチャメチャ高価な楽器を使っているに違いないのです。普通、20年以上やっていれば、200万-300万くらいの楽器を持っていますからね。でも何かあったら、弁償できなくて、怖いです(^^;;
ちなみに私の楽器は、コンマスの楽器の1/4以下の値段だと思います。技量相応ってことで。
へぇ、バンドも代えのギターを用意しているんですね!
オケは、舞台が広いのと、乗っている人が多くて、足場がないことが原因と思いますよ。一番前の人が、後ろに引っ込むのは、すごく大変ですから。
●ロリネコさま
おおっ、お忙しいのにコメント頂けて嬉しいっす!
テレビでもたまーにあると思いますよ。不可避ですからね。伝説なのは、五嶋みどりという人の14歳の時のコンサートで、立て続けに2回も切りました。これは映像が残っているのではないでしょうか。
トリビアに応募したことがあるのですね!その内容が気になります。
●natume666さま
マジでゲンコツしたかったっすよ!本番中でなかったら、席を立っちゃってたかも。
●over45さま
そうなんですよ、バイオリンはリレーすれば良いですが、チェロはどうするのでしょう?チェロのリレーって、壮観ですね。見たい気もしますw
本番、頑張ってくださいね!速くなるのは、スケルツォな3楽章とプレストな4楽章あたりですよね(^^;; 走り始めたら、みんな落ち着けー!と念じる他はありません...。
マジ?って感じですよね。今度彼のが切れたら、みんなでムシしちゃうかもしれませんね。みんなハラハラしていましたから。
本番で巻いてしまうのは、指揮者もノッちゃうし、みんなもノッってしまうから仕方がない面もありますし、その勢いが生演奏の良いところではあるのですが、弾いている方は辛いですよー。後で録音を聞いて、あまりのムチャクチャぶりにガッカリします。
●うにさま
ですよね?オケを経験されている方なら、きっと驚くだろうと思います。ウチのオケは、演奏前に指揮者のMCが入りますが、その間だったので、幸い誰も弾いていない時でした。賛助の先生には、演奏以上のお手伝いをして頂いて、本当に有難かったです。憧れます。
うにさんの演奏会も、お伺いしたいので、お知らせ下さい。
●ななおさま
吹奏楽をやられていたのですか(^-^) 学生時代だけですか。最近はやられていないのですか?それでしたら、勿体無いですねぇ。
弦が切れた上に、リレーを拒否されて、ハプニング中のハプニングですよ、本当に。みんな舞い上がってしまった風で「あの後の曲は、弾いていた気がしなかった」と言っていました。
そういう我が道を行きまくっている人は、オケでは、何故か年配の人の方が多いのです。心に柔軟性がなくなるからなぁと思っています。そういう方々を見るにつけ、私は心の柔らかいばあさんになりたいなぁと思うのですけれどね。
●penguin555さま
成功させようって気がないのですよ、きっと。僕が弾いていて楽しいから弾く、みたいな気分なのではないでしょうかね。彼の演奏も、勿論、全然指揮者に合わせていないです。普段からちょっと乱すタイプの方なのですよねー。もうちょっと回りを見て欲しいなぁと思います。演奏でヘタなのは(アマチュアですから)愛嬌ですが、そういうところでヘタなのは、かっこ悪いだけですよね。
楽器リレー、生では見たことないと思いますが、映像ではみたことあるような・・・。でもバイオリンだけです。チェロやコントラバスも弦切れたらリレーするんですか?
それにしても舞台上で冷や汗出るような経験をされたんですね。おつかれさまでした。
4月の第九(ヴァイオリンで参加)は某巨大掲示板郡のオフ会でしたw
オケに入ったら本番にわざとチェロの弦を切ってみようかしら?
そうしたらリレーが見られますでしょうか?
そのままシカトされて切れたまま弾くはめになったら寂しいですねw
そしてチェロの弦は高いです・・・。
楽器リレー、映像で見たことありますか!テレビでしょうか。そういうのも放送するのですね。
チェロやコントラバスもリレーするのでしょうかね?実は私も知らないのですよ。コントラバスは一番ソデに近いので、サッと引っ込めば良さそうですけれど、チェロは真ん前ですからねぇ。あんな大きな楽器をリレーするって、お神輿みたいな図になりそうです。楽しそうで、演奏どころじゃないですねw
●うにさま
そうそう、某掲示板の第九でしたね。確かすみだトリフォニーとかでしたっけ。聞きに行こうかなぁと思ったのですが、遠くてくじけた記憶があります(^^;;
まだオケには入られていなかったのですね。では演奏会のお知らせを、期待して待つことと致しますよ(^-^)
うにさんでも、チェロをリレーするかどうかはご存じないのですね?マジメな話、チェロはリレーするわけには行きませんし、トップサイドなどにいたら、一人でソデに下がるのもナニですから、切れた楽器でコソコソ弾くことになるのではないでしょうか。違うかな?
しかし、常識の通じない人と一緒にやるのはちょっと大変。
その方、どうかと思うな。
オーケストラだってチームワークでしょ?
困りますね、そういう方がいたら。
本番はXiaoxiaさんが遠くてあきらめた錦糸町です。お客様の一部には確かに遠くて不評なんですけど、ホールそのものはとても良いのでずっとここを使っています。
オーケストラで弦楽器をやっている人でないと、あまり知らないと思いますよ。私もバイオリン自体は小さい頃からやっていましたが、リレーは大学オケに入るまで全然知りませんでした。
仰言るように、オケは演奏から何から、全てがチームワークです。団体行動ができない人が一人いるだけで、全体の流れが滞ってしまうのですよね。困ったおじさんでした。
●over45さま
あははは。スケルツォな3楽章ってことは、割と古典ちっくなメインでしょうか?ベートーベンとかブラームスとか。ウチのメインはチャイ5だったので、3楽章ワルツ、4楽章アンダンテ->アレグロビバーチェでした。ビバーチェで前代未聞の速度になり、勿論死にました(涙
すみだトリフォニーは良いホールという評判は耳にしますね。良いホールを使うと上手に聞こえますから、ホールの質は重要ですよね(^-^)
あははは、そのものです。教科書といっていいような曲。
ホールは重要です。オケの力量をカバーしてくれる(?)こともありますよね(笑)。そういうホールで演奏できる私はシアワセ者です。
思わず吹き出してしまったり、楽しかったです。
ファミリーコンサートみたいでしたね。
そういえばその「おじさん」、皆さん正装(というのでしょうか)の中、
ひとりサラリーマン風で、あれっ?と違和感があったのですが、
そういう人物なのですね・・・。
おじさんとは対照的にxiaoxiaさんの「天使の輪」がきらきら輝いてましたよ。
(会場到着がギリギリで、1階壁横の出入り口付近より少し前方で鑑賞しました)
やはり、お席からもモメている風なのがわかってしまいましたか...。大変お恥ずかしいところをお見せしました(涙 呆れてしまうおじさんです、全く!
是非また演奏会のお知らせをさせて頂きますね!
●over45さま
音響の良いホールは人気ですから、抽選も倍率が高いと思うのですよ。そのような中で、見事、演奏会の日程を押さえることができたのですから、それはラッキーですよね!
以前、指揮者の先生に言われて気づいたのですが、普通の人は何百人もの人から拍手をもらうことは殆どありませんが、私たちはその貴重な体験をすることができるのですよね。それも、大変あり難くて嬉しいことだなぁと、演奏会のたびに思います。
指揮者のMCは、抑えていましたよ。いつもはもっともっと喋るので、時間が押し気味になります。彼はスゴくおしゃべりで、練習中もあんな感じなのですよ。話は良いから、練習してくれと思うこともしばしばで(笑)
くだんのおじさん、服装は気にしていなかったのですが、ラフなスーツだったのですか。お客様からそのように見えてしまうのは、本当によろしくないですね。そういうところから、みんなに合わせた方が良いと思うのですけれどね。
チェロ側にいらしたのですね。いつもでしたら、S席あたりもガラガラなので、ギリギリでもそのあたりにお座り頂けたと思うのですが、今回は何故か大入りで、空いているお席が少なかったですね。大入りの理由は自分達にも全然わかりません(^^;;
