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図書館の予約がすごい件

2回ほど休日出勤をしたお陰で、今日はちょっと余裕ができた。
なるべく先週までと言われていた仕事にやっと着手できた。
この調子で、来週は定時上がりできるようにしたいんだけど。

仕事は忙しくても、通勤時間は長くなったり短くなったりはしない。
従って、通勤時間を主な読書タイムとしている私は、
めでたいことに、忙しさと読書量との間に、相関がない。
どんなに忙しくても、毎月数冊の本を読むことができる。
(あー、でも疲れすぎると、電車内で本を読まなくなるな。
 目が悪いので、目を休ませようという意識が働く。
 車窓の景色を目で追うこともしなくなるんだよん。)

そんなわけで、コンスタントに読書は続けられるのだが、
人様から借りている本は、基本的に持ち歩かないことにしている。
なぜなら、私は本の扱いが荒いから。
図書館の本は、透明フィルムで頑丈にカバーリングしてあるので、
閉じてある状態なら、
あわててバッグに突っ込む、というような荒っぽい扱いをしても、
そう痛まない(ように見える)。
勢い、電車内の読書は図書館で借りた本になることが多い。

行きつけの図書館はネットで蔵書検索(OPAC:オーパック)ができる。
仕事柄、裏では Z39.50(ゼットサンキューゴーゼロ)なんだろうなーとか、
Z(略してゼット、と呼ぶ)系の文字セットは、そっちはそっちで進化したから、
インターネットの UNICODE とはあんまり親和性は高くないんだよねーとか、
色々なことが浮かびつつ、
それでもまぁ便利に使っている。
firefox 用の検索プラグインを自作したので、
思い立ったらすぐ書名or著者名で検索。
気になったらすぐ予約。
自治体内の図書館の蔵書が一覧で出てくるのだが、
どこかの分館に希望の本が残っていれば、最寄の図書館で受け取ることができる。
本が来ましたよ、という通知はメール。
便利だなぁ。
東戸塚駅のように駅で借りられたり
所沢市のようにコンビに取り次ぎしてくれれば、もっと良いのに。

その蔵書検索の一覧画面なのだが、
一覧に、資料件数(本の冊数)と、現在の予約件数が出る。
ベストセラーは流行中には読まないタチなので、
ほとぼりが冷めてから、検索してみる。
ところが、まだ人気のある本をうっかり検索してしまうと、
びっくりする結果に出くわす。

今日も村上龍「半島を出よ」を検索してみたら、その結果が。
現在の予約件数は170件です。
…ちょっと待て。
本の貸し出し期間は2週間。
各人が最大借りたとして、1年に26回しか回らない。
その寸法でいけば、170件の最後の人に回るのは、6年半後である。
6年半後…?
170番目の人は、本当に6年半も待つ気なんだろうか。
ひょっとして、それが6年半後であることに気づいていないんじゃなかろうか。
本自体は5-6冊あるんだけど、それでも1年後とかだよ?

すんげーベストセラーとしてすぐ浮かぶ「ダビンチ・コード」。
検索してみると
現在の予約件数は1164件です。
工エェ(;´Д`)ェエ工
って、最後の人は44年後?
20冊あっても2年後とかだよ?

予約している人って、この事実に絶対気づいてないと思う。
予約時に「最長約○年後です」と表示すべきじゃないだろうか。

P.S.
しっかしエキサイトブックスのニュースは、
Bit とか コネタ とかに比べて、激しくトラバが少ないな。
結構面白いのに。
by xiaoxia | 2006-06-26 19:05 | 読む
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