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立体音響ってすげー!

休日出勤してます。
ただいまテストフェーズでして、毎日テストです。
金曜日の夜にバッチを仕掛けて帰ったのですが、
テスト機の管理者から今日メールが来てまして、
「暴走していたのでプロセスを全部killしておきました」
って、なにぃぃぃぃぃ!?
原因は、DBのインストール時にマルチスレッド対応にしていなかったため
(configureでマルチスレッドオプションを付け忘れたんだって)、
DBのUpdateを大量に発行しまくっていたそうで。
私のせいじゃないじゃん。
DBのインストールをした管理者さんのせいじゃん。
結果的にDBできてないじゃん。
テストがまだ80件くらい残ってるんだけど。
水曜日納品です。
どうするんだよ、おれ。
そんなわけでやや現実逃避気味の今日この頃…。
投稿してる場合でもないんですが、ま、気分転換ということで。

ちょっと前の話題なんだけど、改めて聞いてみるとすげーので、ご紹介。
Holophonics ホロフォニクス特集 | 23net.tv
Holophonics ホロフォニクスとは、神経生理学者 Hugo Zuccarelli ヒューゴ・ズッカレリが
開発した立体音響録音システムの総称である。


これすごいんですよ。
上記ページ内に「ホロフォニクスで録音されたマッチ箱を振る音」があるので、
聞いてみてください。
できれば、ヘッドフォンで。
ものすごく気持ち悪いです(笑)
わかっていながら、振り向いちゃいますよ。
目がそっち向いちゃいますよ。
(注:聞き所は、音源が上下するみたいに聞こえることです。
  普通のステレオやバイノーラル録音では、上下で動かすのは無理らしいっすよ)

しかも、これを開発したハカセが、理屈を内緒にしてるもんで、
何でこうなるのか謎なんだそうで。

音がどこから鳴っているか判断する(音源の同定)には、
左右の耳に伝わる周波数のちょっとした時間のズレを使う、と言われています。
私も大学でそう習ったよ。
でもこのホロフォニクスは、
ステレオではなくモノラルでもその効果は発揮される。
音の移動の再現は二つのスピーカーの位相差、つまり音の到達時間のズレによって
生ずるものではないらしいのである。

というところがすごい。
時間のズレじゃないんだ。
じゃ、なに?

ハカセの理論は、
ズッカレリは、耳自身が参照音、または参照無音を発していると信じている。
外界の音と参照音との干渉が、脳に位置的な情報を与えるのだ。

だそうですが、文系のワタクシには良くわかりません。
えーっと、コウモリみたいに、超音波を出して、反射で外界を認知する、みたいな感じ?

耳自身が音を出しているなんて、すごい考え方だよね。
でも、その考え方が絶対間違っているとはいえないと思う。
定量的に測定できて、再現性があるのが「科学」だそうだけど、
それは現在の科学のレベルで測定・再現できるってことでしょ。
将来、もっと科学が進歩したら、もっと別の何かを測定したりできるようになりそうだもんね。
そうしたら、ホロフォニックなんて、たちどころに公然の理論になっちゃったりするに違いない。

自分の身体なのに、まだまだ神秘に包まれているというのが面白いし、
この世に解き明かす神秘が残っていることも、また楽しみだね。
知らないことがあるって、楽しいなぁ。
by xiaoxia | 2006-02-12 15:27 |
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