アニメ:エルフェンリートのこと |
萌え系の絵なのに、スプラッタなアニメ「エルフェンリート」。
2005年4月から14回で放送していたのだが、
先日、録画していた最終回を見終わった。
最悪の印象から好転
最初はヤンジャンの連載を、ちゃんと読んでいたのだけれど、
作者の人物の描き分けが下手なもんで、途中でやめてしまった。
ツノのある女の子の話なのだが、
二重人格のキャラがいたり、ツノ少女が複数いたりするので、
ちゃんと描き分けしてくれないと、途端に話がわからなくなるんだもん。
話自体は、結構好きだったのだが。
とにかく首が飛ぶ!胴体真っ二つ!血しぶきが上がる!
地上波では、残虐シーンはカットになっていたらしい。
萌え絵は好きじゃないのだが、
萌え絵でなかったら、やってられないと思う。
萌え絵も、こういう時は良いなぁ。
で、アニメ化。
下手絵だから、正直、全然期待していなかった(^^;;
加えて、オープニングのクリムトのパチモン風で、
すっかり印象最悪(笑)
ところが、見進めてみると、
アニメだから色がついて声がある分、ちゃんと人物の見分けができる(爆笑)
そして、日本アニメ界初だと思われるラテン語テーマ曲。
どことなく宗教曲ちっくな曲なわけで、
レクイエム好きの私はすっかりまいっちまった。
印象好転(笑)
ネットを見てみると、この曲でまいった人が多数。
やっぱりねー。
アニメでじーんとすることは稀なのだけれど、
最終回はじーんとしちゃったよ。
ツノ少女だって、愛が欲しくて、幸せになりたいだけなのになぁ。
こんなにジーンとしたのは、
犬夜叉『タタリモッケと小さな悪霊』の回以来だよ。
(↑この回はマジで泣けたんだよ!友人も号泣したと言っていたし)
黒くない(と思う)動画たち
vap に公式サイト発見。
各回のあらすじ、当初印象最悪だったwOPなど、
色々な動画を見ることができる。
こりゃ保存するでしょ。
うはははは。
全部 FLASH でできているので、
中から呼ばれている動画 FLASH の URL は、
ソースを見ただけではわからない。
ここは内部で呼ばれている URL をリストアップするでしょ。
使ったツールはGetASFStreamで、めでたく保存。
そういえば、沢口靖子が「タンスにゴン」を卒業するらしいので、
今のうちにCMをDLしておいた。
それも FLASH から FLASH が呼ばれる仕組みだったので、
このツールで動画のURLを得て、それだけDLしたっす。
便利。
因みに、契約終了をネタにした内容の「ゴンゴン どう思う篇」もアプされていますよん。
黒いファイルたち
黒いものも色々欲しくなってDLしてみる。
とりあえず、もせでしょ(笑)

日本のサイトにあるわけない。
最近のもせは大体中国、香港、韓国が多い。
めでたくDVD1巻の初回限定版に付いているCDのもせたちを発見。
と、ファイル名が、Uso Sora ? Heji ? Yureai ? Hanayou ???
日本語っぽいが、字が浮かばない???
そう思って、元のアルバム情報を探してみると、以下だった。
Uso Sora ... 虚空(こくう)
Heji ....... 螺旋(ねじ?らせん?)
Yureai ..... 揺籃(ようらん)
Hanayou .... 花容(かよう)
揺籃をユレアイと読むあたり、籃を藍と読み間違えたのだろうから、
きっと日本人のしわざ。
これは良いとして(良くないけど)、
普通、読み方がわからない場合は、音読みや訓読みで統一するだろ。
「花容」を訓読み+音読みにするなんて、そこからして知性が感じられん。
最初に曲名をローマ字にしたヤツ、出て来い!!!
これらのローマ字で検索してみると、winampの曲リストが引っかかる。
殆ど外国の人のリストらしい。
ヘンな日本語ファイル名なんて、こっちが恥かしいよ。とほほー。
歌詞はラテン語なのだが、歌詞を載せているページがあったので、
見ながら聞いてみるが、発音がよくわかんない。
co はコ、ca はカ なのに ci はシ。
なんで「キ」じゃないのだ?
確か、ラテン語では c はカ行で発音するはずなのだが、
何だか知らんが、サ行で発音する「イタリア訛り」が認められているらしい。
納得いかん。
歌詞の出典は、
・旧約聖書 詩篇 第37章 30節
・新約聖書 ヤコブの手紙 第1章 12節
ということがわかったのだが、後半が全然わからない。
中間部はよくある「Kyrie eleison」のトロープスだろう。
しかしまたラテン語がやりたくなってきたよ。
一時期勉強しかけたのだけれど、活用が多くて脱落しました(笑)
聞いてみたい人は以下からURLをコピペしてDLしてくれ。
リンクにするとリファバレしてヤバそうなので、リンクしてないっす。すまんね。
●midiと楽譜
http://ichigos.com/sheets/e
↓以下は落とせなくなってるっぽいので、↑ここの「Elfen Lied」から落としてね。
その1楽譜 http://ichigos.com/music/ElfenLied/LiliumMusicBox.pdf
その2midi http://ichigos.com/music/ElfenLied/Lilium.mid
その2楽譜 http://ichigos.com/music/ElfenLied/Lilium.pdf
●vap の公式HP
ENDING FLASH http://www.vap.co.jp/elfenlied/movie/mop.swf
OPENING FLASH http://www.vap.co.jp/elfenlied/movie/med.swf
●歌詞について
Kennyささきのrhizomeな日乗
http://www.marchhare.jp/diary/?200409b&to=200409130#200409130
http://www.marchhare.jp/diary/?200409c&to=200409270#200409270
仙人の結界:エルフェンリート研究論文・作品論
http://sennin-no-kekkai.hp.infoseek.co.jp/elfenlied-kenkyuronbun-sakuhinron.htm
以下は黒いファイルなので、見たい人は反転して下され。
(ここから下のメモは2005年9月7日18時で消します)
●DVD 1st Note(CD付き初回限定版)のサントラCD
●lilium いろいろ(mp3, wma) サントラバージョンやロングバージョンなど
注:消しました

結構、切なくなるラストでしたね。これは、ヤンジャンで読んでいました。

確かに、あの音楽なかったら見なかったかも。
私も萌えキャラがイマイチだったので。
角キャラなんて、「うる星やつら」のラムちゃん以来ですよ。
すごいグロくてびっくりしましたよ。
ストーリー的には、思ったより複雑ではなくて、なんだか切なくなりますね。
ウチはビュー数は多くはないと思っていますが(^^;;、感じ悪いなーと思う方もおられるかと思いましたので、問題になりそうな URL は削除いたしました。ご指摘有難うございました。
●いきゅ さま
ヤンジャン本誌でも連載終了しましたねー。
ところで「楓」って誰ですか(笑) ものすごく感動的なラストだったはずなのに、「楓」が誰かわからず、イマイチ感動し切れません(^^;; ひょっとしてにゅうちゃん?
双子の意味するところもわかりません。生まれ変わりなのでしょうけれど、何故双子である意味が???
●のらさま
ノワールですか。見ていなかったなぁ。気になったのでもせを探索中ですが、全然見つかりません(笑) 最近多いんですかね、ラテン語歌詞。
●鍵2(2005-09-06 21:20)さま
本人が詞を付けた版というのがあるのですね!? 知りませんでした!!
> 角キャラなんて「うる星やつら」のラムちゃん以来
激しく目からウロコ!!!(爆笑)
アニメで世間の評判が良いのは、あのオープニングと曲によるところが大きい気がします。話もそれなりに良く出来ていて面白いのですが、絵はあんまり上手くないですからね(^^;; 漫画でも、もっとはっきりと人物の書き分けができたら、もっと面白くなったし、もっと切ない感じが出たのになぁと、個人的には思っています。透明な「腕」は、アニメの方がそれっぽく表現できていて、アニメ化大正解だったと思います。
漫画だと白黒ですから血しぶきも気になりませんが、アニメで色がつくとグロさが格段にアップしますね。そういう漫画じゃないはずなのですが、世間ではすっかりグロアニメの扱いなのが、ちょっと笑えました。
コメントした後も「あれでよかったのかなぁ、そんなとこまで指摘するものなのかなぁ」と気になって気になって仕方ありませんでした^^;
ビュー数が多いかは私には分からないことなのに勝手に多いと考えるのは筋違いでした。失礼いたしました。
この投稿のメインが漫画の紹介にあり、黒いファイルではないと言うことで私のコメントは鍵とさせていただきました。
今後とも、よろしくお願いしますm<(_ _)>m
ま、ま、ま、お気になさらず。人気blogと思って頂いているようで大変恐縮です(^^;;
エキブロにはアングラを知らない人も多いでしょうから、それを考えると、ちょっと迂闊だったと反省しておる次第です。有難うございました。
原作だけでキャラの区別がついていた人はすごいと思います。
どちらも、私はちゃんと見ていたわけではないのですけども。
エルフェンリートのオープニング曲、いいですね。
.hackというアニメ(ゲームのほうかも)で使われていた、See-Sawの「Obssesion」という曲が好きだったんです。
これでSee-Sawを知りました(ガンダムSEEDよりは早く)。
外国語でほわーっと歌い上げる曲は好みです。エヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」の間奏部分とか(ほわーってなんだ。フィーリングで察してください)

で、歌詞の発音ですが、あれは古典ラテン語ではなくて教会ラテン語なのでイタリア語訛りなんですね。
(グレゴリオ聖歌をご存じのようなのでそのあたりもご存じなのではないかと思いますが…)
といってもそれでも歌を聴いてて結構いいかげんだなと思う発音がありまして、歌詞で出典元の間違ってる単語がそのまま引用されていたりと作詞家の人があんまりラテン語詳しくなさそうなのでそんなふうになっちゃったのかななんて思ったりしました。
(これ自分のサイトに書こうと思ってますがまだ書いてません(^^;)
> 人の見分けがつくようになった、という作品(中略)私ならキャプテン翼ですね。
大爆笑!!あれは愛があれば見分けが付くのだと…思いたいですねぇ(苦笑) 続編があるのですから、人気はあるのでしょうね。
See-Sawはガンダム種DのEDで知ったのですが、Flip-Flapを彷彿といたしました(笑) OPのケミストリーで「これはアニソンちゃうやろ!」と思っていたので、EDを聞いて「これこそアニソンの王道!」と溜飲を下げました(^^;; そんな良い曲があるなら、是非聞いてみたいですね。obsessionなんて、タイトルからして香ばしくてステキです。黒いファイルを探してみます(笑)
仰言るように、彼らの歌い方は「残酷~」の中間部のほわーっに通じますね!エヴァは全く見ていませんが、話を聞くと、かなりキリスト教を意識していますね。あの中間部も教会音楽を意識したものかと思います。キリスト教国出身者ならまずこういうことはできないと思います。そのあたりも、日本的で面白いなぁと思っていました。
ご本人様に光臨して頂いて、非常に光栄です。大感激です。有難うございます!!
ご本人様にご迷惑をおかけしないようリンクにしなかったのですが、見つかってしまってビックリしております(笑)
教会音楽ラテン語のイタリア語訛りについては、「イタリア語訛りも許可されている」という風に受け取っていましたが、「教会ラテン語」という扱いだとは思いませんでした。なるほど、「古典ラテン語」とはちょっと違うわけですね。
それにしても、発音はいい加減っぽい感じがしますね。歌っている女性歌手の方は藤原歌劇団の方のようなので、専門教育も受けた方でしょうし、相談の上でそういう事になったのかなぁと何となく納得しておりましたが。
お忙しいようですが、これからも時々訪問させていただこうと思っております。更新楽しみにしております!