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監視される欲求

欲望を監視する社会の可能性(極東ブログ)

ちょっと古いけど 2/7 のエントリ。
コンビニに監視カメラが増えていたんですが、
何かの分析に使うんですかねぇ、という話。

動画データは当然容量を食うので、
それほどたくさんは残しておけない。
犯罪発生時のために、数日間は残しておくかもしれないが。

finalvent氏が予想している、客の動きのトレースは、
リアルタイムでは無理じゃないかなーという気がする。
無理ではないが、全店舗に導入するには、実現性に難がある。
(蓄積装置をセンターにまとめて、ネットで送信するようにしても、
 1コマ/sec がギリギリではないかしら)
現実問題として、使えるとすれば、
特定の棚の前に、どのくらいの時間、どのくらいの人数が滞在したか、
という分析ではないだろうか。
新製品の棚とか。
背景があって、その中に動く人物がいる場合なら、
人物の検出もそれほど大変ではないはずである。
画像処理の専門家じゃないので、間違ってるかもしれないが。
それなら、リアルタイムで分析できるし、
蓄積すべきデータ量も知れているし。

実は私は逆のことを考えていた。
逆というのは、
「欲望を監視する」のではなく「監視される欲望」じゃないのかと。
それは欲望ではなくて、欲求というのが正しいのかもしれない。
自らの潔白を示すために。
自らの安全を担保するために。
人々は監視されることを望んでいるのではないか。

古典的な意味での監視社会というのは、ジョージ・オーウェル

とか、モアのユートピアとかパノプティコンとか
(うわ、どれも読んだことないわw)、
支配のための監視なわけだが、
それだけではない監視の方が多くなってきているように思う。

監視というのは、光学的なもの(画像とか、動画とか)だけではない。
ある一定の何か(曖昧だなぁ)がトレースできれば、
それは監視と言って良いと思う。
買い物や銀行、交通など、
実は色々な面で、私たちの行動はトレースが可能である。
トレースを可能にする設備は整っている、と言おうか。
全ての情報から、全ての人の行動をトレースすることは難しいが、
全ての情報から、特定の人の行動のみをトレースするなら、
それは全く難しくないと思う。
今はバラバラなそれらの情報が、
一箇所に集積されたらどうなるのか。
それらの情報を公開することが、
自分が「社会的無害な人間である」という証明になる日が来たとしたら。

私個人は、自分の情報が、アクセスが容易な状態で蓄積されていくことに、
大変抵抗がある。
しかし、私がいくら「私は安全な人間です」と訴えても、
それを証明するものはない。
反面、住まうなら「安全な」人によって構成された、
「安全な」社会に住みたいと思っている。

結局、この社会に生きる以上、
この社会を容れなくてはいけないのだろうなぁと、
もやもやした気分で考えている。
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by xiaoxia | 2007-02-23 21:30 | 考える | Comments(2)
FJYライブ@渋谷O-EAST ありがとうございました!
(FictionJunction.blog 梶浦由記オフィシャルブログ)

FictionJunction YUUKA のライブに行ってきました。

いつも以上に長いので More で
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by xiaoxia | 2007-02-16 19:24 | | Comments(9)

ダメ女プログラマ&主婦&腐女子&バイオリン弾き


by 小霞