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とうとう、探し求めていた本を見つけた。
小学館「国際版 少年少女世界名作全集 23 アーサー王物語」である。

確か小学校に入る前に買ってもらった本で、
その年齢には厚い本だったから、何日もかけて頑張って読んだ記憶がある。
読みかけのページにしおりをはさむという知恵がなくて、
チラシの裏にページ数を書きながら読んだ、というような年頃だった。
子どもの頃は別段お気に入りでもなかったので、
度重なる引越しで、どうやら廃棄されてしまったようだ。
大人になって思い返してみて、
何であんな美しい本を大事にしなかったのかと、
非常に悔やまれてならなかった。
捨てないでといえば、きっと親も捨てなかっただろう。
できることなら、もう一度会いたいと、ずっと願っていた。

10年ちょっと前に、神保町の三省堂で聞いてみて、
初めて「廃刊になっている」と知った。
考えてみればわかりそうなものだが、
子どもの本だから、それほど流行り廃りがあると思っていなかったのだ。

それから古書店や古本市に行くたびに、
「アーサー王、アーサー王…」と探していた。
全24巻のセットは数回見つけた。
2000円くらいの値段がついていたが、
アーサー王の巻だけ 5000円でも良いから売って欲しい!と思っていた。
電車で2時間近くかけて出かけて行った古書店で
店主にそれを言ったら、やんわりと断られ、
「古本は出会いですから」と微笑まれた。
…出会いか。
ギブミー出会い。

そんなこんなで苦節10年。

先日、行きつけのブックオフに巡回に行ったら、
5000円でも良いと思っていたのに、なんと 105円で売っていた。
まさに出会い。
こんな身近なところで出会うなんて。
いつかは出会えるものなのだなぁ。
数日前にふるふるさんの投稿で、古書店主の
 「本当に欲しい本はね、あわてなくてもむこうからやって来るものですよ」
という言葉を見て、
いつの日か私の許にやって来てくれるのだろうかと思っていたところだった。
これが啓示だったのかしらん<大げさ

中を開いてみると、経年変化はあるものの、概ね美品と言っていい状態。
発注カードが数ページにまたがった状態で挟まっているし、
紐のしおりもくにゃっとなったままだ。
どうやら前の持ち主は、一度も開かずに売ってしまったのだろう。
何と勿体ない!
この本の美しさを知らないまま手放すなんて、
チミは人生の半分を損しているよ!
そのお陰で私は入手できたのだけど。

ネットで入手する方法も当然考えたが、
半年前くらいまでは全然見つからなかった。
しかし、今ググってみたら、
古書を扱うネット本屋で、ゴロゴロ出品されている。
んだよ、ゴルァ!遅いよ、ゴルァ!
ま、いいけど。
入手できたから。ほくほく。

ニヤつきながら帰宅して、
画集を見るように、手を洗って端座して開いてみる(笑)
(私は画集を見るときは、手を洗ってから見るっす)。
ビザンチン風というか、中世のフレスコ画みたい。
ジオットの「小鳥に説教をする聖フランチェスコ」にも似ていると思う
(ハレー彗星が描かれているということで有名な絵だよ)。
改めて見直してみて、全部のページをスキャナ取り込みしたくなった。
スクリーンセーバーにしたいw
子どもの本にしておくのは勿体ないほどの美しさ。

解説ページに1枚だけ別の「アーサー王」の絵が載っていて、
私は本編の絵と同じくらい、この絵が大好きだった。
よく見てみたら、なんと大好きなオーブリ・ビアズリーの絵だった。
ビアズリーを好きになったのは、ここ10年くらいのことだと自覚していたのだが、
私は30年も前からビアズリーが好きだったのか。
好き嫌いというのは、実は就学前にはできあがっているのかもしれない。

この挿絵を描いたのは、書誌によると「ジャンニ」という人。
作者が「ルーリ」であるからには、外国人なのだろう。
見返しの部分に底本の詳細が書かれていたのだが、
どうやら元はイタリアの本だったようだ。
この「ジャンニ」さんのほかの本を見たいなーと思ったけれど、
「ジャンニ」だけでは情報が少なすぎ。
「King Arthur Gianni」で検索して、数十件見てビンゴを見つけた。
我ながら執念だなぁ(笑)
(ちなみに、Giannni だけで検索すると、「ジャンニ・スキッキ」が山盛り当たる。
 「私のお父さん」は日本でも人気があるからねぇ。)
↓どうやらこれが底本らしい。
Title: “I Cavalieri di Artù” (“King Arthur’s knights”)
Author: Antonio Lungli
Illustrator: Gianni Benvenuti
ISBN: © 1965

うわ、ISBNが付与されれる前の本なのか(^^;;

どうやら去年の9月に胃がんで亡くなっているらしい。
でもこうして極東の島国で、
あなたの作品を大事に愛でている人がおりますよ。
ジャンニさん、ステキな本を残してくれて有難う(合掌)

画像をいくつか(激重)
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by xiaoxia | 2006-04-28 17:57 | 読む | Comments(7)
先月末に、ハードディスクのパーティションを切り直して、
使っていた Windows 2000 を再インストールしたのです。

1ディスクを全部使って、でっかく1つだったシステムドライブを、
2つに切って、システムとその他を作ったわけです。
システムディスクは最少でいいやーと、
かなり小さく切ったのですが、
その後、Windows XP を上書きインストールしたら、
まんまとディスクが足りなくなりました(爆笑)
だってー、2K も XP も、そう変わらないと思ったんだもーん。
なわけで、システム領域を広げるため、
もう一度パーティションを切り直したくなりました。

普通ですと、ここで切り直して、再インストールするわけです。
しかし、Windows XP は、短い期間に何度もインストールすると、
アクティベーションが面倒くさい(電話だっけ?)はずだったなーと思い、
(ま、アクティベーションファイルをコピーしておいて、
 再いんすこ後にセーフモードで書き戻すというワザもありますが)
なるべく、再インストールせずに済ませたいと思いました。

さらに、普通ですと、ここで Partition Magic などの
ソフトウェアを使うわけです。
しかしこれは有料だよなーと思い、
なるべく、タダで済ませたいと思いました。

なんてムシの良いことを、つらつらと考えておりましたら、
良い方法を見つけました。
システムのドライブですから、Windows 起動中は操作できません。
それならハードディスクから起動していない状態で操作すれば良いのですよ。
そう、アレがあるではないですか。
CD ブートできる KNOPPIX です(笑)

※ KNOPPIX は CD から起動できる Linux です。
メモリ上で実行されるので、インストールが不要です。
公式サイトからファイルをダウンロードして、
700MB の CD-R に iso 形式で焼けば、起動できる CD-ROM が作れます。
UNIX 系の雑誌の付録にも付いてくることがあります。


KNOPPIX には、QTParted というパーティション設定ツールが付いています。
これを使えば、ハードディスクのパーティションがいじれます。
もちろん無料。
Linux でありながら、FAT も NTFS も対応
(このあたりの権利関係に慎重なのは RedHat くらいだろう)。
うまいこと行くかどうかはわかりませんが、
どうせ再インストールするつもりなのですから、
失敗しても再インストールなので、手間は同じです。
うまく行ったら儲けもの、なわけです。

以下のページを参考にしました。
QTParted パーティション設定ツール
KNOPPIX のバージョンは古いですが、アプリの操作はそう違いません。

以下は、実際に行った操作です。
システムのドライブとデータのドライブを、仮にCとDとします。
Dをちょっと小さくして、Cを大きくしたいわけですが、
そうなると、Dのデータ(先頭)を「ずらす」という操作になります。
どうやら、それは無理みたいです。
ドライブのサイズ変更は、基本的には「小さくする」のみですので、
Cを大きくしたいときは、Cの後ろに空き領域が必要です。
しかし、Dはずらすことができないので、
CとDの間に空き領域を作ることができません。
図示すると、こんな感じ

(↓等幅フォントでご覧ください)
現在
┏━━━━┳━━━━━━━┓
┃ C  ┃   D   ┃
┗━━━━┻━━━━━━━┛
理想
┏━━━━┳━┳━━━━━┓
┃ C  → ┃  D  ┃
┗━━━━┻━┻━━━━━┛
現実
┏━━━━┳━━━━━━━┓
┃C ○←┃→× D ○←┃
┗━━━━┻━━━━━━━┛


どうやらCを伸ばすためには、Dを削除して空き領域を作る必要があるようです。
幸いDはまだ何も使っていませんので、削除しても全く無問題。
  (1) Dのパーティションを削除して、空き領域にする
  (2) Cを伸ばす
  (3) Dのあった場所に領域を作成
という手順で、操作を行いました。
操作後、KNOPPIX を終了して、再起動。

再起動後、XP が起動しかけましたが、
チェックディスクが走って、さらに再起動。
その後、ちゃんと XP が起動しましたが、
「新しいデバイスが見つかりました」といわれて、また再起動。
こんなに再起動して大丈夫なのかと、大変不安でしたが、
その後はまったく問題なく、XP が起動しました(^-^)
今のところ、ファイルも全部無事です。

いやぁ、良かった。
すばらしいぞ、KNOPPIX!

注意!)
お試しになる方は、くれぐれも自己責任でお願いいたします。
バックアップは必須です。
最悪でもクリーンインストールくらいで済むとは思いますが、
ダメ元で挑戦してください。

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by xiaoxia | 2006-04-24 18:16 | ソフトウェア | Comments(6)
先日、Windows 9x 系のサポートが終了するニュースを投稿しましたら、
Windows 2000 についてはどうなのでしょうという質問をいただきました。
そこで、ちょっと調べてまとめてみました。

Windows 2000 は 2005年7月1日から延長サポート期間に入っています。

延長サポート期間というのは、
MS からセキュリティパッチは、今まで通りタダでダウンロードできますが、
それ以外のパッチは有料になるというものです。

以下の記事が、ちょっと参考になるかと思います。
MSがビジネス・ユーザーに10年の約束(@IT/Windows Server Insider)
Windows 2000が7月1日から延長フェーズへ突入,ユーザーは注意(日経BP)
[2005/06/27]

Windows 2000 で延長サポートも終了してしまうのは、2010年の予定です。
それまでに XP なり、次に発売されるであろう vista なりに乗り換えなさい、
ということですね。

MS による OS サポートの有無で、
一番大きな問題は、ウィルスチェックソフトのサポートだと思います。
MS のサポート期間中は、ウィルスチェックソフトの会社も、
サポートされている OS に対応したソフトを販売するでしょう。
しかし、サポートが切れると、ウィルスチェックソフト会社も、
切れた OS には対応しなくなるでしょう。
従って、ソフト本体やウィルス定義ファイルのバージョンアップがされなくなり、
事実上、ウィルスに対して無防備な状態になります。

9X、ME はこの延長サポート期間も終わったので、
ウィルスチェックソフトの会社も対応しなくなることが考えられます。
これがまずいよな、というわけです。
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by xiaoxia | 2006-04-18 17:51 | ソフトウェア | Comments(6)
しょこたんがミュシャ画集を入手した模様。
わーい、私もそれ持ってるー(^o^)
一緒の趣味があったなんて、ちょっと嬉しい。

本日の内容は日記。

本日、会社マシンの OS を XP にしました(遅い)。
買ってはあったのですが、インストールする暇がなくてねぇ。

Win2K を起動したまま、XP CD をつっこんで、
リブートしようとしたら「バージョンアップしますか?」って、え?
クリーンインストールしか考えていなかったので、
なんかびっくりしました(笑)
そっかー、バージョンアップという考え方もあるんだー(^^;;

バージョンアップを選んだのですが、
かなり環境が保存されますね。
タスクバーは画面上部に置くのですが、それもちゃんと保存されています。
へぇ、こりゃすごい。

ダメだったのは、IME で、
IME Standard 愛用だったのが Natural Input に変更されちゃったのと、
キー設定を MS-IME に変更されてしまったことですね。
ATOK から離れて 10年ほどですが、キー設定は ATOK でないとダメなんですわ。
学習したのもクリアされちゃっているけれど、まぁいいや。

ごりごり入れていたデバイスドライバも
元に戻ってしまいましたが、
OS によって違うでしょうから、初期化されてしまっても納得。

OS は変わったけれども、
XP 自体は自宅で使っている(TV録画マシン)ので、
ぜんぜん困りません。
却って、自宅の自分マシンが Win ME なので、
どこで設定するんだっけ?と、オロオロします(^^;;

ついでに Office も 2003 に。
私は、パーティションやドライブの構成として、
システムは最小にして、アプリは別ドライブに入れることにしていますが、
MS 系のアプリはシステム依存度が高そうなので、
例外的にシステムのドライブに入れることにしています。
今回、システムのドライブを 5GB に切っておいたのですが、
Office を入れたら予想外にディスクを圧迫。
デフラグの時、空きが少ないって言われそう。
大丈夫かなー。

アプリやドキュメントをシステムと別ドライブに入れるのは、
再インストールや OS の入れ替えが楽チンなので、
大変おすすめです。
バックアップもほとんど必要ないので、環境の復旧が断然速いです。
さらに、別ディスクにしておくと、
システムのハードディスクが逝っちゃったときにも、
データは無事なので、さらに大変結構です。
マシンを替えたときにも、
ディスクを引っこ抜いて、新しいマシンに差せばOKだし。
多少再インストールが必要なアプリもありますが、
私が使っているのはフリーのが多いので、ほとんどそのままで大丈夫。
この方法で、私はここ数年、簡単にマシンを渡り歩いています。
問題は、おかげで FAT32 のままなことかな(^^;;
そろそろディスク自体の寿命だろうから、替えなくては。
Serial ATA にしておく方が、今後のためかしらん。
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by xiaoxia | 2006-04-12 17:34 | ソフトウェア | Comments(5)

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