スラドの記事。
日経BP社、3誌を年内休刊に とうとう日経バイトも休刊になってしまう。 内容の割に値段は高いし、妙に紙質が良いし、 もうちょっと安くならんかと思いつつ、愛読していた雑誌。 ジェリー・パーネルの「混沌の館にて」を一番楽しみにしていたのだが。 本家アメリカのBYTE誌が廃刊になってから、 日本のバイトだけに載せていた、贅沢なエッセイだったんだけどなぁ。 かなりニッチで深い特集が特徴だった。 私の専門分野もニッチで深いところなのだが、 ここ2-3年くらいは、年に1回第1特集で取り上げられるので、 この分野の流行やら動向やらを楽しく読んでいた。 何しろ狭い分野なので、取材に行っている会社や人の 半分くらいは直接知っていたり、名刺を持っていたり(笑) 「うわーこの人、UNIXのコマンド1つ叩けないのに、 こんなエラソウなことしゃべってるよー」と思ったりして。 この分野をこんな風に掘り下げて特集してくれる雑誌は他にないので、 残念だなぁ。 他の日経BPから出ている雑誌では代替が利かないだろう。 こうなっちゃうと、もう学会誌しかないわけで、 学会誌っつーと論文ばっかり載ってるわけで、 論文ってのは「こういう方法では失敗しました」ってのもアリなわけで、 そんな空論は実用ではお呼びでないわけで。 今現在、実用レベルで流行している技術の話を読みたいんだけどなぁ。 ニッチ過ぎて売れないわけか。 残念。
by xiaoxia
| 2005-11-02 20:38
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