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バイオリンの肩当て KUN 替えゴム

バイオリン(orビオラ)弾きの方だけに関係するお話で済みません。

タイトルにもあるとおり、肩当て KUN のことです。

肩当て KUN 使い始め


肩当てに KUN を使っている方は多いと思います。
オケなどで見る限り、7-8割の人が KUN ですね。
私も、小6の 1/4 から 3/4 に換えた時から使っています。

普通の人はもうフルサイズにする年齢でしょうけれども、
私は背が低いので、フルサイズは大き過ぎたのですよ。
その後、フルサイズに換えたのは、中3の時です。
3/4 は鳴りにくいといわれるサイズですけれど、
私以上に背が低い妹も長いこと使ったので、
大活躍し、良く鳴るようになりました。
(文京楽器のピグマリウスでした)

3/4 にしてすぐ、肩当ての選択に苦労しました。
どれを使っても、鎖骨の当たる部分が、真っ赤になるのですよ。
そこで、バイオリンの先生が「最近入手したちょっと高価なヤツだけれど…」と
奥から出してきたのが KUN でした。
これはもう高さもしっくり。
鎖骨も、ちょっとは赤くなりますが、痛くなりません。
というわけで、即決したのでした。

最初のゴム交換


それから10年弱が経過して、大学生の頃、
足のゴムが劣化して、割れてきました。

このままでは楽器に傷をつけてしまうので、
早急にゴム交換をする必要があります。
私の代のコンマスが、どこからかゴム管を持ってきてくれました。
彼は理科生だったので、化学実験用の腐食に強いヤツを、
ちょっとばかし失敬してくれたらしいです。
三角フラスコの口のゴム栓と繋いだり、
途中をピンチで挟んだりする、あの黒いゴム管です。

足にゴムをはめるのは非常に大変なのですが、
このゴム管は、オリジナルのゴム管よりも伸縮性に富んでおり、
はめやすかったようです。
結局全部やってもらっちゃいました(^-^)v

今回のゴム交換


それから 10 年以上経った今回。
このゴムもとうとう劣化して、途中で千切れてしまいました。
オリジナルよりは持ちましたが、やはり10年くらいが限度のようです。
バイオリンの肩当て KUN 替えゴム_a0003075_22375298.jpg
オケのメンバーに楽器屋お兄さんがいるので、
普段から色々相談に乗ってもらっています。
KUN のゴム扱っていますか?と聞いたら、ありますよ(^-^)と言われたので、
次回の練習日に持ってきてもらいました。

今度は自分ではめにゃならんなぁ、大変だわー(-_-##と思っていたら、
お兄さんがはめてくれるとのこと。
ゴム管の入っている小さなビニール袋に、小さな緑色のカタマリ…?
何かと思ったら、それは石鹸でした。
「うすーい石鹸水をつけると、するっと入るんですよ」
そうなんだー!!
へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~!!

絶対、何かウラワザがあると思っていたのですよ。
日に何個もゴム交換しているわけですから、効率よい方法が絶対あるはずだと。
さすが、プロですねぇ。

しかし、たかがゴム管で1個210円(定価)は、ちと高すぎ(怒

より良い方法が?


絶対1個210円は高すぎると思い、ネットでもっと安い店を探そうと思いました。
教えてグーグル先生ー!

そして見つかった以下のページ。
マイスターのQ&A:KUN肩当ての脚ゴムの交換の仕方を教えて下さい。
マイスター佐々木師という方が書いているようですが、
ななななんと、KUN 純正ゴムの代わりに、シリコンゴムを使うとの事。
  ・安い(1mでも500円程度)
  ・軽い
  ・丈夫(ゴムが劣化しにくくニスを傷めにくい)
と3拍子 solo った揃った素晴らしさ。
先にこのページを見つけていれば良かったよーん(;´д⊂

KUN 純正ゴム交換でも、水やアルコール、サラダオイルなどの
潤滑油を使う方法がいくつかググられましたが、
それらの方法は、佐々木師いわく、
  生ゴムが劣化しやすくなったり、またはチューブが抜けやすくデメリットがありますから、私はお勧めしません。
とのこと。
へへぇ。

シリコンゴムは、東急ハンズなどの DIY ショップで購入できるそうです。
KUN に合うのは、外形が約 7mm 、内径が約 5mm くらいだそう。

シリコンゴムの欠点は滑りやすいことだそうです。
よく盛大な音で肩当てを落とす人がいますが、
落としやすい人には向かないかもしれませんね。
肩当の幅を調節すれば、良いんじゃないかなぁと思っているのですが。

私は肩当てを落とすことはないので、
次回は絶対シリコンゴムを試してみようと思っています。
by xiaoxia | 2005-03-29 22:39 |
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